前職の最初の上司だった姐さんと久しぶりに会った。彼女の仕事関係でちょっとヒアリングをさせてよ的な感じで、しかしちょっと僕の引き出しとは微妙にズレる話でそれはお役に立てず、ただただ僕の近況をつらつらと話して聞いてもらい、昼飯ごちそうになるという会であった。仕事をなるだけ休んでものを書こうとしていると話を、いいじゃんいいじゃん楽しみだねぇといつもの感じで励ましてもらった。作品をつくることは子ども産むのと同じで、今のしんどさは妊娠初期のつわりみたいなもんだという喩えが秀逸というか、ありがたかった。何を書いてどんな作品になるかもまだ見えていないから周りにも話しにくいし、仕事のパフォーマンスも落ちるし、かといって産休取れるわけでもないし、お金も必要だし、と。
いま原稿用紙に書きつけているものは、まだ筋も構成も人物も物語もあったもんじゃない、セルフ箱庭療法みたいな、小説「以前」の何かでしかない。もうしばらくはこうして身体を動かして出していくので精一杯かもしれない。妊娠初期。
あと、ちゃんとうまいもん食えと言われた。こうして人と会ったり、家族と一緒だったりしないと、すぐ食を省略してしまうからな俺は。
言葉の栄養も必要。手が止まったときや、電車移動中にいろんな本を並行してパラパラと読む。鞄が重い。
家族が続けて風邪を引き、慌ただしい日々。私だけ、今のところそういう感染症の類からは逃れているが、脳と心はとっちらかっているからまったく健康ではないな。ガハハ。
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