昨日はツマの実家でムスメをあやしたり沐浴させたりミルク飲ませたりの合間に同じ会社の子育てメディアの編集長とあれやこれやとチャットしていた。
メディアというのは生き物であるし、特に事業としてやっていくなら、「ここまで行ったら安泰」というラインは存在しないわけである。
そこで「次の一年どうすんだ」と、事業だったりメディア全体の企画を練るわけだが、それを実現するにしても、それが立ちいかなかった場合にどう対応するかにしても、結局「やる」のは人間なので。
変化に耐えうる人材をいかに厚い層で育てていくかというのを、常に意識しておかねばならんなぁと、当たり前なんだけど。
新規事業・メディアの立ち上がり・成長と共に、スタッフそれぞれの業務の専門分化が進む。それ自体は良いことなんだけど、もうちょっと会社全体とか、メディアや編集部機能を横断で見たときに、個別の事業状況の変化に応じて、個々人も新しい役割を持って成長・活躍していけるだけのリダンダンシーが備わっていた方が安全なのだ。
「遠くはないけど今とちょっと違う」業務や視点を持ち合わせている人同士でペアを組むとか、その人の強みを活かしつつも、レーダーチャートの近い項目もニョキニョキと育っていくような環境刺激が必要だ。
HUNTER×HUNTERの念能力のあれよ。一番得意な能力系統と、隣接するそこそこ伸びやすい能力系統と、相性最悪の能力系統がある、みたいなね。
ピアで学び合える組織って大事だなと。今年はそこらへんを意識して自分のはたらきかけを変えていけるといいなと。