ほのあかり(短歌5首)

あなたがそこにいたこといること輝いてすべてを包み込んでいく秋

来世ではアコーディオン弾きになりたい いつかどこかであなたを見かける

いちばんに大切なものをいちばんに忘れてしまう不便なこころ

ここにいて隣でわたしの手をとって笑ってみせてよ、ねぇクラムボン

哀しみを哀しみのまま果実とす 夜よこのまま永遠に続け