寝ても寝ても眠い日が1カ月に何度かあるが、今日はその日だった。とはいえ息子に朝ご飯を食べさせなければならないので、8時30分には起きる。朝ご飯の準備をした後、シャワーを浴びてまだ服を着る前に、息子の迎えが来てしまった。息子だけ行かせ、居間から「お願いします~!」と言うと、お迎えの人は特に違和感を持たずに連れて行ってくれた。
TODOを整理して取り組むが、私は朝ご飯を食べていなかったため、11時には強烈な空腹を感じる。耐えられないほどだったため、作業を中断してスンドゥブの素を取り出す。具は、ウインナー、豚肉、もやし、しめじ、卵、昨日畑でいただいた食用ヘチマ。それと白ご飯を添えて。満腹になったら今度は眠たくなってしまい、昼寝。まったく仕事が捗らない。
午後からは友人宅でチラシを各高校に配るのに、40部ずつに分ける作業をする。私たちは活動を重ねるごとに何らかの能力を身につけていっているのだが、今度は友人がお菓子づくり用の量りにチラシを乗せて40部数えるという技を編み出した。これが早いのである。途中、お菓子休憩を挟みつつ、16時ごろまでそれを行う。その頃には、数え疲れなのか、気圧のせいなのか、なんだか軽い頭痛がしてきた。
帰宅すると、ちょうど息子が帰ってきた。息子とソファの奪い合いをしつつ、夕飯の時間まで眠る。ほんとうに一日中眠い。夜は、昨日届いたフィットネスバイクを漕ぎながら『凜として灯る』を読み、『ウ・ヨンウ』第3話を見る。ウ・ヨンウは自閉スペクトラム症(ASD)の新人弁護士で、担当する事件とその人間模様を描く。第1、2話は普通におもしろいけれど絶賛するほどでもないという感想を持っていたのだが、第3話に来て深みが増した。
というのも、今回の被告人は重度の自閉症で、同じ「自閉症」という冠がついていても、ぜんぜん違う人間だという当たり前のことが描かれるほか、「障害者」であることで、差別され、ウ・ヨンウが傷つき、新人で入社したハンバダ弁護士事務所を辞めてしまう過程が描かれる。差別は、悪意に基づくものもあれば、悪気のないものもある。どちらもウ・ヨンウを傷つける。そういう意味で、私たちの持っている障害は重いのだ、とウ・ヨンウは語る。
まだ第3話なので、期待していることもある。それは、発達障害グレーゾーンの人たちはこのドラマに登場するのか、ということだ。そして登場するなら、それはどういう描かれ方をするだろうか、ということ。
なんにせよ、ウ・ヨンウ役のパク・ウンビンがキュートだし、イ・ジュノとの恋模様も気になるので、しばらく見続けたいドラマだ。