ようこそ世界へ 2023/01/15

ドンブラザーズがクライマックスに向けて怒涛の展開。毎話毎話「俺たちは何を見せられているんだ」とつぶやきながら脳みそ持ってかれてるドンブラ中毒者が全国のお茶の間に1億人ぐらいいると思うんですが、終わりが近づいてくるとさみしいものです。もう1年やってくれ。

介助の仕事を紹介して無事採用となった友人の初出勤。楽しかったようだ。とても嬉しい。なんだか感慨深い。

お昼過ぎにZoomでとあるインタビューに補佐役で同席。たっぷり2時間お話いただいた。人生を語り尽くせることなどないのだけれど、それでも、同じ時間を共にした人同士が、自分たちの経験を語り、分かち合い、そこから意味を見出すプロセスには、流れていく日常会話とは違った体験がある。得難い時間だった。

夕方、痛みはそれほどでもないが陣痛間隔が短くなってきているとのことで、ツマが病院に電話をし、とりあえず行ってみることにした。ムスメもついていくというのでタクシーを呼んで3人で。道中、ママとお別れになることを予期して寂しくなったムスメがさめざめと泣く。そうだよな。ツマと二人で背中をさすったり手を握ったりした。感染対策で、妊婦本人しか入れないので、病院ついて受付済ませたツマを見送り、泣くムスメを抱っこしながら二子玉川駅まで歩き、途中でタクシーを拾って移動した。島村楽器とサーティワンアイスクリームとボーネルンドをはしごして時間をつぶす。微妙なラインなので一回帰りましょうとなったツマから連絡。タクシーを駅に停めてもらって乗り込み、一緒に帰宅した。

ちゃちゃっと買い物を済ませて夕食にシチューをつくった。ツマ、だんだん痛みが強くなってきたようで、食べ終わったあとにもう一度病院に電話し、再び出陣。時間もアレなので今度は同行せずに家で見送り。ムスメ、再び号泣するが、少ししたら落ち着き、一緒に夕食を食べ、風呂に入り、絵本を読んで寝かしつけた。ムスメが寝たあと、なるべく起きていようとしていたが、うつらうつらし、2時頃に目覚め、携帯を見ると産まれたとの連絡が来ていた。日付変わってすぐ、0:03ぐらいとのこと。本当におつかれさま。ありがとう。ようこそ世界へ。

退院までの僕の役割はいつも通りごはんをつくってムスメの送り迎えをすることである。