Diary: 11/6/2012 Tue.

Today is the national election day, and our school is closed. Obama won the election. But unfortunately I didn’t have time and capacity to enjoy watching TV or going to party because of homework and exam study. I stayed at library all day long. However, I don’t feel sorry not to be involved in the excitement of the election. Even though it is publicly, politically socially and historically important event, doing what I should do today is also important for ‘me.’ Well, exam is coming, but it’s not special. I just do my best every day, and results will come later.

大統領選のため学校は休み。課題と試験勉強で余裕がなくて、テレビを見たりパーティーに参加したりはできなかったけど、それを残念には思わない。社会的には大変重要な選挙なのだろうけど、今日この日やるべきことをやり、一日を全力で生き切ることが、僕自身にとってはその大きな社会に劣ることなく、重要なことなんだ。

実際のところ今日やるつもりだった勉強の範囲ほどは進まなかった。明日もうちょっと頑張らなきゃ。あと、今このブログを書いているのは早朝4時半だけど、寝る時間を少なくして補填している。木曜日のランチタイムに、東北、石巻・牡鹿でのプロジェクトを紹介する機会をいただいていて、一日の大半がそれのプレゼン資料作成と、それから、恋人とのスカイプで過ぎたのだ。でもそれは、僕にとってもっと優先度の高い、大切な時間の使い方だから、仕方ない。

とっても大切なメールが、不具合で届いていなかったということが判明。お互い誤解していたのが解けたのだけど、どうにもやるせない。文明を過信し過ぎてはならんなぁ。こういうアクシデントも織り込み済みで、心を通わせていくためには、ゆっくりじっくり相手の声をきくことが必要だ。

出逢いや変化を、偶然と必然どちらだととらえるのかって話がある。事実じゃなくて、態度とか信念の問題として。だからあまり厳密な理論の話じゃないよ、これ。最近は、偶然と必然は表裏一体の関係にあって、実態は同じじゃないのかと感じている。生まれてからその人に出逢うまで、あるいは自分が大きく変わる劇的な場面や経験に出くわすまで、一瞬一瞬が偶然のサイコロ投下の繰り返し。無限に広がる選択肢と道筋のなかから、それぞれが結局一つだけのパターンを辿ってこの世を過ごしている。そんな偶然の積み重ねの重なり同士が出逢って交わるということは、確率で言えば恐ろしく小さな数字になるだろう。だからそれはものすごい偶然だ、とも考えられるのだけど、そんな針の穴を通すような道筋が交わるなんて、運命としか言えないだろう、と裏側から考えることも出来る。だから、捉え方の違いだけ、とも言えるだろう。

ただ世の中には、時たま特別な力や先見性を持っている人がいて、そんな人は「出逢うこと、交わることは運命として分かっていた」などと言うこともある。僕には分からないけど、そういう人達からしたら、そちらが真なのかもしれない。ただやはりそう言われても、僕にとってはどちらでも良いというか、未だその出逢いを偶然と捉えるか、必然と捉えるか、認識の自由を担保されている。事実ではなくて態度の問題として考えれば、僕がどう納得するか、の話だから。

その話で言うと僕は、やっぱり偶然というものに感謝したい。先のことが分からないごく普通の人間にとっては、あらゆる未知に対して自分の心と身体と頭でもって、出来うる限りの準備・研鑽を重ねながら日々を過ごす以外には出来ることはない。その人にとっては「結果」や「運命」は実際にやってくるまで「見えない」から。でも、たとえその結果が、「マクトゥーブ」ーすでに書かれていたことだとしても、ただ何も考えずにやってくるのを待つよりは、日々余念なく準備を積み重ねた上でその時を受け止める方が、本人にとってはずっと価値があることだ。
道の途上では無駄な努力や判断の誤りもあるだろう(あるいはそういう過ちすらも織り込み済みの運命と申されるか)が、偶然の積み重ねのように見えるその道筋が、プロセスこそが、僕にとってはこの上なく愛おしい。

運命の女神フォルトゥーナに相対するは、人間のヴィルトゥ。