メディアにしたってサービスにしたって一朝一夕で大きくはなるはずはないのだけど、大きくするための知見は先達たちが過去連綿と遺していってくれているので、後はそれを明確な意思と戦略を持って愚直に積み上げていく…というのが過ごす時間の大半なのだけど、「今を生きる」私たちはきっとそれだけではいけなくって。
反復運動の中にある少しの変化…今までと同じように見えてちょっと違う、その変化の予兆を逃さず捉えるようにしなきゃいけないし、それを見逃さないための心の余白と感受性だけは殺さないようにしないといけないよ。
誰かが「これからは◯◯の時代だ!」と言った頃にはだいたいもう面白くなくって。
いつでも自分の中に大事な「問い」は持ちながら、「うーん、やっぱりまだわかんないなぁでもこっちかなぁこれやってみようかなぁ」と粘土をこねくり回している状態がいい。