オット「形くずれたけど、まぁまぁうまいのでは」
ツマ「何事も練習ですな。精進したまえ」
オット「豆腐ってさ、なんか海のミルクみたいな異名なかったっけ。森のなんとか」
ツマ「それ豆腐じゃなくて大豆な」
オット「豆腐は森に自生してなかった」
ツマ「森のバターはアボカドでしょ。畑の肉じゃなかった?」
オット「それだ。あれ言い出したの誰なんだろう。ググってみよう……あ、なんかすげえ大豆に特化したSEOしてるサイト見つけた。その名も『大豆の恵み』。なになに?」
"大豆が「畑に肉」と注目を浴びるようになったのは、意外にも日本ではなくドイツが始まりなのです!1885年に行われたウィーン万博で日本の農産物として出品されたもの中に「大豆」があり、大豆の栄養価が高く評価されたのです。
特にドイツ人は大豆のたんぱく質の多さに注目して栽培を始めました。その時に付けられたキャッチフレーズが「大豆は畑の肉」だったのです!ところがいざ大豆の栽培をしたのですが、ヨーロッパの土は大豆には合わず残念ながら栽培は断念されました。しかし「畑の肉」と呼ばれるように、世界的にも大豆は有名になったのです!"
オット「というわけで、ドイツ人が言い出したらしい、畑の肉。でも土が合わなかったから栽培は断念されたって。悲しい」
ツマ「まぁそんなこともある」
オット「ヨシダなんか他に知らない?食べ物トリビア」
ツマ「広いな、お題の幅が」
オット「なんか俺がへぇ〜ってなるやつ、ちょうだい」
ツマ「うーん、そうだなぁ…あ、あれは?お米を炊く時は、氷を一緒に入れて炊くとふっくらもちもち美味しく炊ける」
オット「なにそれ!?氷いれんの?」
ツマ「沸騰までの温度差が大きいほど美味しく炊けるんだって。だから冷たい水で研ぐとか研いだお米を冷蔵庫で冷やすとかいう手があるんだけど、めんどくさいから氷をぶちこんで炊くとふっくらもちもち美味しく炊けるらしいよ。私はやったことないけど」
オット「へぇ〜なるほどねぇ。だからあれだ、冬にお米研ぐ時に寒いからってお湯で研いだらダメなんだね、美味しくなくなっちゃうから。冷たい水で頑張って研ぐのもちゃんと理屈があったわけだ。てっきりあの日本人の好きな『心を込めて』的精神論かと」
ツマ「愛を込めて花束を的な?」
オット「そう、心を込めて米を研げ的な。なんか日本人すぐ苦労を美徳にするじゃん」
ツマ「それはキミが表層的に見ているだけだよ。そういう慣習にもちゃんと理由があって、でも慣習だけがひとり歩きして理由が忘れられちゃってるだけで。たぶん昔のおばあちゃんはちゃんと知ってたんだよ。冷たい水でお米炊いた方が美味いってことを」
オット「知恵袋すごい」
#2 「ツマと、夕食: くずれた豆腐ハンバーグ」2017/05/14
つなぎが足りなかったのか少し型くずれ。作る前に一応クックパッドで分量確認はするんだけど、入れる段になるとテキトーにぶちこむオット、反省
上がツマ作、下がオット作
おまけ
オットがnote書いてる間にツマがお絵かきしたMONO消しゴム