夫と私のよもやま話
夫と私が歩む軌跡の物語。ほとんど惚気、だけどたまには真面目な話。夫と私の出会いから今直面している夫婦の問題まで、様々に書いていきます。 執筆:田代 智美
Featured
けれど、自分も、我が子を抱いてみたい。我が子と手をつないで道を歩いてみたい。我が子の誕生日を夫婦で祝ってみたい。どんなに辛い思いをしても、そういう世界線で生きてみたい。最近の私は、そう思うことも、あるのだった。
新婚生活を婚姻してから1年と仮定すると、夫婦生活も新婚後半に差し掛かるようになってきて、二人で乗り越えなければならない問題やさまざまな話題もちらちらと出てきたが、今回は「新婚旅行」について記憶を記録に残しておこうと思う。
ずっとぐるぐると悩んでいることがある。子どもをもつべきか否か、という問題である。
前回のよもやま話が中々に好評だったので、調子に乗ってまた第二弾を書く。実は、今の夫と私がどういう風に自分のできない・苦手なことをお互いに共有し、どううまくやっていくかの工夫について知りたいという有難いお声も頂いた。私と夫ネタはこれからもちょくちょく続いていくかもしれない。
朝起きて、夫も目が覚めていると「おはち」と言う。「おはち」というのは二人の共通語で「おはよう」という意味だ。「おはち」「おはち」と何往復かラリーをして、朝からベッドの上でにっこりと笑う。完全にバカップルのような何か。でも、朝からにこにこしている人が隣に居るのは幸福以外の何者でもない。